ぽんたのブログ

悩んだり楽しんだりしながら中東で暮らす人の日記

若かりし頃を思い出す その1

なんとなく、昔を思い出してみた。
備忘兼ねての記事。

大学卒業して今の会社(メーカー)に新卒で勤めはじめたのが2011年。2018年の4月の時点で入社8年目になる。
そのうち海外勤務が3年。

「君、笑顔がいいね」
そんな評価で決まった内定。

正直うちの会社は緩かった。
上向きになってきたとはいえ、リーマンショックから続いた就職氷河期。やっとの思いで勝ち取った内定に、同期たちの顔も希望に輝いていた。

「俺たちがこの会社を大きくするぞー!」
いやいやお前に何ができる、まずは目の前の仕事をしっかりやれよ。
醒めた目でウェーイ系の同期を眺めつつ
『そんな自分には何ができるのか』
就活の自己PRから続く自分探し。見えない迷路にハマっていた。

新入社員研修が終わり、いよいよ配属かと思いきや「お客様の生の声を聞く」という名目で、うちの製品を扱っているお店で販売研修。しかも1年。しかも本配属先は、販売研修が終了してからの発表。
今思い返しても長く同期からも超不評だったが、私自身はあまり先の事を考えない性格が幸いして、目の前の事を一生懸命やり、仕事終わりにお店の人たちと飲みに行き、また次の日も一生懸命やり、休日もお店の人たちと遊びに行き、と割と楽しんでいた。先行して勉強できることもあっただろうから、配属先は先に教えておいて欲しかったけど。
尚、頑張る割に売上はそんなに多くなかったし、値引き交渉にも弱かったので、販売員としての貢献度はイマイチだった。


春が終わり、夏が来て、あっという間に冬となり、合間に新入社員の新製品提案という名のグループワーク(コンペ形式で、優勝しても実際に製品化はされない。茶番。)などさせられつつ1年の研修も終わりを迎える。

 

大学入学から住んでいた東京を離れ、大阪へ。というか研修は奈良。
狭い寮にぶち込まれ、おっさん達によくわからないルールを叩き込まれる事となる。