ぽんたのブログ

悩んだり楽しんだりしながら中東で暮らす人の日記

ウェルスとストレングス

写真とか見出しとか入れた方がいいかなーと思うけど、ちょっとめんどくさい。

 

最近(と言っても5月)、ライフエンジンというコミュニティに入ったのですが、そこでウェルスダイナミクス(以下WD)とストレングスファインダー(以下SF)について盛り上がっていて。

 

むっちゃ簡単に説明すると、WDはスペクトルとプロファイルに分かれていて、プロファイルは大きく分けた四つ(細かくは8つ)の資質のどこに当てはまるか、スペクトルは自分の価値や情熱で稼ぐ中のステップで今どこにいるか、という事を表す。SFは36に分類された資質のうち、どういう順位で自分がその資質を持っているかを教えてくれる。(細かく言うと他にもあるよ)


私自身は大きく2つ面白いと思うところがあって。1つは、WDに限らず性格・傾向診断全般に言えるけど、プライベートな事に踏み込まずともパーソナルな話ができる。仕事の話、家族の話に具体的に踏み込まずともWDという言語を通じて「あなたと私」ひいては「あなたと私の、違っていて面白い所、同じで面白い所」について話せる、という点。

一個目と似てるかもしれないけど、もう一個は、SFとかWDは他の資質と相対的に見る事が出来て、「こういうことは得意だけどここは苦手だから攻める方向性を変えた方がいいよ」という視点が強いのが面白いと思っている。
強み診断とかだと「あなたは論理的です」「そうかー…で?」って感じで。
困ってるところとか諦めろっつーのかよと。

答えはYesでありNoで、1つは諦めてそれが得意な他の人に任せ、自分はより生産性の高い得意な部分にフォーカスする。もう一つは、アプローチを変えてそれを自分の得意なフィールドに持ち込む。


SFで言えば私は、社交性(人に惹かれる、初対面の人とつながりを作る力)が低い。実際人見知りだし、話題も思いつかないから、あんまり新しい人と関わるのは得意じゃない。でも適応性(今の環境に対応する、アドホックの出来事に対応する)は高いので、知らない人の中に放り込まれて、何かの司会をやってと言われたらできるし、その役割の中で誰かと交流してほしいと言われたら普通にできる。

 

更に、親密性(相手を深く知る、自分を知ってもらう事を好む)も強いので、うまく自分を知ってもらう自己紹介を考案したり、SNSなどのメディアの活用でセルフブランディングして事前に自分を知ってもらったり、話題切れに困るなら相手にうまく話してもらう為の質問テンプレートをいくつか考えてもいいかもしれない。(尚、自分が人見知りと言うと付き合いが短い人に程、驚かれるんだぜ)

こういう人が多いのかはわからないけど、自分は、元々所属するコミュニティとかで、周囲の期待、プレッシャー、自分のプライド等々いろんな理由から、意図するしないに関わらず求められた自分を演じてしまう時があって、しかもそれなりにこなせてしまう状態で。20数年生きてきてあんまり苦じゃなかったのは、多少の紆余曲折はあったけども周りにも恵まれてたというのもあったんだと思う。


ただ、ここ数年で壁にぶち当たった時に、頑張っても成果が出ない、周りとうまく意思疎通ができない、やりたいことって何だろう、自分が好きな事ってなんだったっけ、なんでこんなに苦しいんだろうってなって。自分という枠がぼやけて曖昧になって無くなっていっちゃう感じになって。この世界に自分の居場所は無い、誰からも求められないって気分に。


ここから逃げたい、でもどこに行けば?自分が目指すべきはどこだろう?いや、べきとかじゃなくて、自分はなにがしたいんだ?自分は何者だ?

その自分の輪郭、境界線を取り戻すために色々彷徨った結果、WDとSFに行きついて。出来ないことは出来ないんだから出来るようにならなくてもいい(意訳)、とはっきり言ってるところでまず目から鱗。さらにチームでの立ち位置・役割を考える上で、工程のどこに自分が価値を付けられるのかについて教えてくれる。

 

あぁ、だからこの時のプロジェクトはうまくいかなかったんだ。だからこの時の空回りが酷かったんだ、だからこの時あの人に響かなかったんだ。振り返ると、今までぶつかった事、何考えてるかわかんなくて怖かった周りのこと、その理由が理解できた。答えのない「なんで?(わかってもらえないの、できないの、やらないの、できるの)」が、すーっとほどけた。エニアグラムも、MBTIもやってたんだけど。たぶんうまくラベリングの効果にハマってくれたのもあるのかな。


特にWDは大きく4つのプロファイルに分けられるので覚えやすく、この人はこの傾向だからここを任せたい、こっちは自分がやろう、ここが足りないな、と考えながらチームを作るのは面白いし、個人的にイライラする状況(例えばブレストで全く発言が出ない・活発な意見交換が無いという時)も、参加者のプロファイルに当たりを付けてそっちの視点からの対策が考えられる。つまり、自分の切れるカードの選択肢が増えた。

尚、上記のイライラする状況は自分がダイナモ(アイディア出し、スタートに強い)で、参加者から何も出ないのにも自分から出ないのにもイライラ+誰か口火を切って何かフックを出してくれれば膨らませる事もできるのにとイライラ(なんならお前ら私より年次も経験も上だろうが!)という状況かと思われます。


まぁ統計とかもそうだけどあくまで傾向であり、あんまりステレオタイプなのも良くないけど、指針があるのは心強い。
そんな事を、色々とコミュニケーションを見ながら考えていた

 

という記事を、実は6月の頭に書いていてだな。笑

7月も終わりに差し掛かった今、また色々面白い事があったわけですよ。

続きが読みたいのに続きが書いてないブログって大嫌いなんだけどね。気が向いたら続く。